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宮本浩次の「my room」で見た愛と夢

宮本浩次
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最近少し本を読むジョニーです。

本日は2023年6月12日にぴあアリーナで行われた宮本浩次バースデーコンサート「my room」について書ききれてない部分がありましたのでブログを書いていきたいと想います。

前回のブログで「全部ひとりでやりたかったみんなの誕生日」というサブタイトルをつけて、結構壮大なファン目線のブログになってしまった(ファンが喜ぶようなブログ)と、少し悩んだというか、綺麗事になってしまった気がしていて引っかかっていて…

そんな単純なものではなかったなと、セットリストのプレイリスト聴いてて想ったんよね。宮本浩次が伝えたかったものって何だったんだろうと凄く考えて。

これはオレにしか書けない記事かもしれないから、もう書くのも野暮かもしれないけど、完全に個人的解釈を書きたい。

登場人物はひとりじゃなかった

ありえないくらいスタッフさんがほとんど入ってこなかった、もはや“聖域”と化していたこの「my room」というステージ。なんの脈絡もなく突然このコンセプトのバースデーライブが発表されこちらとしては「?」である。

例えば、「ロマンスの夜」というコンセプトライブは「ROMANCE」というアルバムに基づいたコンサートであり、今回は「my room」というアルバムは出ていない。宮本浩次が伝えたいことがある大事なコンセプト「my room」。

セットリスト聴いててもオレは重要なことを見落としていたというか、書くのを憚られていたというか。

「my room」で、宮本浩次が表現したかったのは単なる作業場の部屋ではなく、「ぼくときみの部屋」だよなって。これ、ミヤジだけじゃなく「ふたりの部屋」だった。セットリストから溢れ出していたのはもうひとりの重要人物。「きみ」への想いだということに。

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きみを想うぼくのmy room

こういうのって記事にするの恥ずかしんですけど、ミヤジが真剣だったので、オレも茶化さずに真剣に書きます。セットリストを見ていくと、1曲目の「通りを越え行く」はこれひとりなんですけど、エレファントカシマシ5に収録されている楽曲で、この頃ミヤジは彼女に振られて2年くらいコンサート出来なかった時期らしいんですよね(落ち込み長ぇ)

だから、1曲目はひとりの部屋から始まるんですけど、2曲目「部屋」から「きみ」が登場します。ここから、「ぼくときみの部屋」になるんですよね。正確に言うと「きみを想っているぼくの部屋」とも言う。そこからずっと一貫してこのセットリストには、終始「きみ」への想いが歌われている。

で、くっついたり離れたりするんですよ。明らかに「翳りゆく部屋」とか「二人でお酒を」あたりでは別れてるんですけど、「夜明けのうた」では、またふたりの光が見える。オレ、この流れに気づいてめちゃくちゃ泣きそうになったと言うか、ミヤジどんだけ一途なんって泣けてきたんよ。

終始、「きみ」の気持ちは良く分かんなくて、これさぁ、このブログ初期に書いた「俺たちの明日」の歌詞で「俺たち」って歌詞はなっているけど、肝心の「オマエ」はどこで何やってるか分からんから切ないって書いた記事と同じで泣けてきて。

宮本浩次らしさを越えてひとりの人間としての愛

本人の言葉を借りると「泣けて泣けてしょうがない」です。本当に切ないというか真剣なんだなって伝わってきます。このセットリストはずっと「ふたりの希望」に向かって歩いているんですよ。愛への希望に溢れてると言うか。

よく作家の詩集とかを読んだりするんですけど、大体詩集ってその作家の生涯が見えるように、作品が年代ごとに順番に掲載されているんですけど、オレは今回「ふたりの詩集」を読んでいる感覚に陥ったんですよね。なんて美しいんだろうって。

ミヤジが表現したかったのはこれですよね、ひとりの人間としての愛。

この前、洋画の美術展に行ったんですけど、そこに飾られていた絵画はほぼ全て男女の恋愛模様だったんですよ。男女のっていうか神々のだったんですけど。宗教画ってそういう側面があるというか、愛や恋を題材にしたものしかなくて、目のやり場に困るというか、それはまあ見事に全部綺麗な絵なんですよ。

一方で、邦画の美術展は繊細で色彩は淡くなく原色だったり、墨絵だったりで凄く粋なんですよ。風情があって、あからさまでないと言うか。一連の美術展を見てて、何だろう。エレカシは邦画で、ソロは洋画なんだなって気付かされたというか。宮本浩次という色んな美術展をオレたちは見せてもらっているんだなって。

どんな風に解釈するかは人それぞれだと想うんですけど、今回の「宮本浩次・my room展」は完全に洋画のそれでした。

ミヤジ、本当に愛情深くなったよね。元々かもしれんけど、恋愛に賭ける情熱が半端やない。これ受け取る人も大変よ。ほぼ愛の暴力やけど、きっと凄く嬉しいんだと想うな。

いつも「オレのミヤジ」とか言って本当にすみません。こんなに純粋に歌われたら、オレの入る余地ないので(浮世とシャットアウト)、オレはこの恋を諦めます。今度からは「きみのオレのミヤジ」で行きたいと想いますw

野暮なこと記事にしてすみません。いつもミヤジの幸せを願ってるぜー!

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Johnny

(感想はTwitterにお願いします)

P.S.

セットリストはこちら↓

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