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継続することの偉大さ〜Mr.Childrenデビュー30周年東京ドーム公演へ〜

Mr.Children
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どーも、鬼畜エレファントカシマシファンのJohnnyです。

今日は5月10日に行われたMr.Childrenの30周年ドームツアー「半世紀へのエントランス」東京ドーム公演へ行ってきた感想ブログです。ネタバレほぼ無いと想います。

モンスターバンドMr.Children

5月10日はMr.Childrenのデビュー日ということもあり、平日にも関わらず、東京ドーム超満員!複数回東京ドームで公演できる日本のバンドって本当に限られる…サザンオールスターズやB’z、イエモン、BUMP OF CHICKENに30代のバンドではONE OK ROCKくらいか?…5万人の中で公演できるメンタルって尋常じゃない。ステージ上にはエレカシのサポートも務めていたキーボードのSUNNYさん含めたった5人。一斉に拍子や手拍子がおこるたびに鳥肌が立つ。背負ってる想いが大きい分、プレッシャーも大きいはずだが全く動じない。歓声を出せない不自由さを感じさせなかった。モンスターバンドMr.Children!王者の貫禄。

モンスター級のバンドになるには、やはり「とんでもない名曲がいくつもあること」が条件な気がしている。Mr.Childrenの楽曲は聴いてる人口も圧倒的に多く、全て名曲で普遍的。そして歴史がある。多種多様なエンタメが今ほどなく、CDが100万単位で売れていた90年代。その最先端には常にMr.Childrenが居た。1994年「Atomic Heart」からの選曲には懐かしさと共に、想い出がのしかかってきて涙が出た。聴かれた数だけ想い出があり、年数の分だけ曲の質量が上がる。ファンひとりひとりが大事にしてきた想い出の中に、Mr.Childrenの楽曲が刻まれていることを強く感じた。

想い出と共に色褪せない楽曲であったり、かつ社会と対峙している前衛的な楽曲。そして、新しい楽曲。全てが織り混ざり、今のMr.Childrenをあの東京ドームという盛大な空間で見事に表現されていた。30周年とはいえ、まだまだエネルギッシュさを感じたし、映像の演出も最新鋭で素晴らしかった。そして、やっぱり桜井さん歌が上手い!声がいい!聴いてて気持ちいい!桜井さんの懐の大きさや、Mr.Childrenというバンドの包容力に5万人が包み込まれていて、純粋に参加してて安心した。胸に手を当てるといつもそこに居てくれるような安心感だ。それって本当は1番難しい気がする。

長年継続しているバンドの凄さ

先日行われたフェスJAPAN JAMに参加し、様々なアーティストを見たがその中でも、今年バンド結成35周年というスピッツの草野マサムネさんが発した言葉が印象的であった。「昔、ロッキンオンジャパン(雑誌)で野望はないのか?と聴かれ続け、ずっと野望はないと答え続けてきたけど、今思えばバンドを続けることが野望なんじゃないかと…その野望は今も続いています」と透き通る瞳で話した。スピッツもMr.Children同様、第一線で活躍し続け未だに衰え知らずのモンスターバンドだと想う。

フェスですら継続することが難しい昨今、マサムネさんが「35年前、みんな居た?」とMCで話していたように、30年という月日はひとりの人間が成長して大人になり、自立するまでの長い年月だ。Mr.Childrenもスピッツも小学生の頃から聴いている。誰の実家にも一冊はあるであろう無駄に分厚いあの写真アルバムが5万人分、彼らの背中に…いや5万なんてモノじゃ無い。何百万もの想いや歴史を背負い、期待を裏切らないように活動していくことの凄さを、音や彼らの姿から時折感じることがある。ヒットしても続かなかったバンドなんていくらでもあるのだ。ずっと続いてるバンド。全てのファンの想い出を護り、希望を与えて続けている。それだけでもう偉大すぎる。


エレファントカシマシだってそうだ。彼らはMr.Childrenやスピッツみたいに爆発的なヒットを連発しているわけではない。レコード会社を代わり、プロデューサーを変え、新しい風を入れながら、手を変え品を変え、必死で食らい付いてメジャーシーンに残ってきた印象だ。しかし、きっとそんなに頑張らなくたって生きていけるだけの蓄えや、影響力も得て、とっくに満足してもおかしくないのにも関わらず、どのバンドもいつだって何かと戦って諦めずに、現状に甘んじず、高みを目指してきた印象がある。

ホンモノは現状に甘んじず常に本気

彼らはホンモノなのだ。どれだけ売れてもチャラチャラしている彼らを見たことがない。今回のMr.Childrenのコンサートは、30周年というだけじゃなく、コロナ禍や殺伐とした世界情勢についても、人一倍重く受け止めセットリストを選曲もされていたように感じた。Mr.Childrenは、売れて尚いつだって世間や世界と対峙してそれを楽曲にしいる。決して、ラブソングだけじゃないのがMr.Childrenだと想う。しかし、エレカシの初期のように少々乱暴に世間と対峙するわけではない。包容力をもって俯瞰的に、しかしひとりの人間、男性として、いつも本気で現状に向き合っているように映る。


オレ達と同じ目線で社会を見て、桜井さんなりに歌詞で問題提起したり、楽曲で答えを提示してくる姿にいつ見ても安心するし、勇気づけられる。彼らと一緒に生きて行けば間違いない。オレも武器を持たずに戦おうと想える。ロックは、乱暴であったりすることが格好よく映ることがあるが、その次元を飛び越えて、愛の素晴らしさを持ってした上で、Mr.Childrenは存在してくれている。そんなところがMr.Childrenの日本におけるロックだな!スゲェカッコイイな!とオレは想う。本当に好きなバンドだ!

エレファントカシマシの宮本浩次も、エレカシに還元させるため、そして自身の可能性を制限しない為にソロ活動を開始し、自分自身と戦っている。宮本浩次の場合、1番今メッセージが伝わる方法がソロ活動なんだと想う。ミスチルと縁が深い小林武史氏とミヤジが、今一緒に47都道府県ツアーを廻っているのも感慨深い。今の宮本浩次を見ていると、映画「ライフ・イズ・ビューティフル」の主人公を憶い出す。コロナ禍や緊迫した世界情勢を感じさせないように、あえてそれには触れず、ファンに夢の世界を魅せている。戦い方は人それぞれなんだと想った。エレカシでの活動も継続しながらソロも演じ切る。バンド一筋で突き進み続ける人達もいる。三者三様、本当にカッコいい。

「半世紀へのエントランス」

Mr.Childrenはまだまだこれからだ!って言ってのける彼らに身震いがした。

いつかくる未来、半世紀を迎える日。

また一緒に祝いたい。

Johnny

(感想はTwitterにお願いします)

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P.S.

Mr.Childrenの5.10の東京ドーム公演、アイカーブ配信あるみたいです。是非!!

あっエレファントカシマシ来年デビュー35周年ですよね。Mr.Children、スピッツ、エレファントカシマシの対バン、ド・ド・ドドーンっと再び無いでしょうか?期待。宮本浩次のソロ公演、縦横無尽長崎公演先着発売中!また6月11.12日にMr.Childrenと同じ日程で、宮本浩次47都道府県ツアー縦横無尽完結編と称し、国立代々木競技場第一体育館2daysあります!詳しくはイープラスへ。“宮本浩次”の公演検索結果 – イープラス

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ジョニーの小言
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