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「旅に出ようぜbaby」で出した、旅の答え。

宮本浩次
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どーも、鬼畜エレファントカシマシファンのJohnnyです

みなさんお元気ですか?Johnnyは、絶賛テレワーク中です。人の命に関わることなので、大分シリアスにオレは今回のコロナ騒動を捉えています。こうゆう時、災害になったら、避難所にもいけませんから、充分に注意をされてください。しかし、「エレコラ」は通常通りお届けしていく所存でございますので、よろしくお願いします!今日は、3月4日に発売された「宮本、独歩。」に収録されている「旅に出ようぜBaby」について、お話ししたいと想います。

出かけまくるおじさん、旅の行先はどこへ? 

「旅」「永遠の旅人」「孤独な旅人」etc…人生は、毎日は、旅みたいなもんってよく言っている宮本浩次です。「旅」は作品のテーマとして、宮本浩次がずっと取り上げている題材です。ただ、いつも聴いてて、出かけまくってるけど出かけてないっていう感じが否めなかったんですよね。とりあえず行ってるっていう(笑)「どこへ?」っていう曲があるくらいだし、どこに行ってるか本人もよくわかんないっていう。

お陽さまよ なぜキミは昇る?

いずれにせよ 俺は、ゆかなきゃあならぬ!

どこへ?

ああ 永遠の旅人よ ゆくぜ ゆくぜ ゆくぜ

 (永遠の旅人/エレファントカシマシ)

ただ、それが明らかに変わり始めたなって想ったのが、エレファントカシマシの最新作、2018年発売の「Wake Up」。リード楽曲の「Easy Go」では、「そうさ俺にはやることがある 最高の未来この胸に抱きしめる」と、何らかの強い意志を感じます。そして「旅立ちの朝」でも、

最高の笑いと夢 胸に秘めて旅に出る
幼い日々に目指してた憧れの場所
橋を渡り山を越えて今 俺よ もう一度起て

(旅立ちの朝/エレファントカシマシ) 

場所がやや明確になってますね。この楽曲たちを最後に、宮本浩次はソロ活動に移行したわけですが、そのソロ活動では、どのような変化があるか見てみましょう。それが一番はっきりしたのが、「宮本、独歩。」でも一番最後に歌詞を入れたという「旅に出ようぜbaby」。この曲が、全て答えだなって想ったんですけど、

この世界の中に 行きたい場所があるのさ

いつか終わりが来るその日まで 

僕ら 陽気な冒険者でいよう

きみを誘って行こう 

僕らの新しい旅に出ようぜbaby

(旅に出ようぜbaby/宮本浩次)

まず、行きたい場所があること。ここは2番で「君に見せたいものがある」となっています。行きたい場所=君に見せたい場所なのかもしれません。そして、重要なのが”僕ら”となったところです。ここが、今までと大きく違うポイントだと想います。今まで、ひとりで出かけてきた宮本浩次が、誰か(きみ?)と一緒に行こうとしている(”君”と”きみ”は別の人を表してると捉えてます)。そして、旅のゴールが目的でなく、終わりまで陽気な冒険者、イカした旅人でいることを目指している。「冬の花」でも、「いずれ花と散るわたしの命」と、明らかに終わりを意識したところからスタートしています。これは、ソロ活動に入ってから表現され出したことで、終わりを見据えてところからスタートし、そこから希望を見出しているようにも想います。

最近のインタビューでも語られている。 

宮本浩次のソロは、「公共の自分って言うよりかは、もっと自分に近い自分」とROCKIN’ON JAPAN 2020年4月号で、語られています。よってこの作品は、自身の本音に近いということ。また、一番印象的だったのはRolling Stone Japanの5月号。

元気に働けているってことはすごく素敵なこと。若い時って、いかにもなお金持ちになるのが目的とか思ってたの。今でもお金持ちになりたいと思ってるんだけど、むしろ違ったね。働く、歌を歌って働いているっていうところに非常に充実感があります。………別に高い服着てポルシェに乗って街の中を走るのが目的じゃない。じゃあ何が目的なのって言ったら、元気にこうやって働いている陽気な冒険者でいたい。………それがこれ以上にない宝なんじゃないかって今は思ってる。

いやあ、これにはびっくりましたね。おじさんは、高い服着てポルシェに乗って街の中を走るのが目的かと想ってたんで(笑)確かに、そりゃいい服着て、いい車乗ってる方がいいですけど、それだけじゃあまりにも虚しいですよ。人によっては、それが幸せな人もいるかもしれませんが、それも結局はいつか終わりが来るんですよね。多分、それだけじゃ満足できずにもっと、もっとってなるんです。しかも、今みたいにコロナで外にも出れなくなったら、高い服も車も何の意味もないし、空虚で無意味です。

じゃあ、最期に何が残るのかって考えたら、自分が心の中で幸せだと想えることだと想うんですよね。オレは愛する人のために生きることが幸せで、それが生きてる意味だと想ってますけど、そうゆう想いって無くならないじゃないですか?色褪せないんですよね。いくら着飾っても、中身が変わらなかったら意味ないし、生きてる過程や、夢に向かう過程が幸せであることが大事な気がします。結果が全てじゃないとオレは想ってる。だから、おじさんのこの考え方は好きです。おじさんにとって幸せと想えることが、きっと「元気に労働」なんでしょうねw それが誰かのためでもあるんだと想います。めちゃくちゃ大事なこと。そして、日々幸せを感じていると、自然と夢に近づいて行くものだと想ってます。あとひとつ。おじさんが「誰かと一緒に」っていう気持ちになってくれたのは、本当に嬉しいです。無理をせずそのまま、お仕事楽しまれてください。

旅の答えは、いつか終わりが来るその日まで、陽気な冒険者でいること。めちゃくちゃカッケェなあ!!オレたちは、旅の終わりまで見届けようじゃないか。

Johnny

 

P.S.

コロナ騒動に関して一言も発しない宮本浩次ですが、オレは災害だからって、非常事態だからって、特別いつもと違うアプローチをする必要はないと想ってます。だって、音楽は、作品は、いつもオレたちの心の中に生きているからです。特別なことなんかしなくても、普段から熱いメッセージをちゃんと受け取ってます。心に宮本浩次の作品がちゃんと存在しています。「宮本、独歩。」聴けば、それはきっとわかります。必要な時に、必要な人に届くもの。音楽ってそうゆうものだと想うんです。震災の時も、そうじゃない時も、いつも同じ想いで、熱い想いで向き合ってくれる。オレは、そうゆう人が好きです。お偉いさんや、アーティストが、何かしてくれるのを待つだけじゃなくて、自分から考えて、動ける人にみんながなれば、素敵だなって想います。

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宮本浩次宮本、独歩。
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ジョニーの小言
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