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音楽で争うのやめませんか。

小言
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どーも、鬼畜エレファントカシマシファンのJohnnyです。

今日は、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」の中止に関して、コロナの最前線で戦っている医療従事者の身内がいる立場からして、お話しできる人も少ないと想ったので、ブログに書くことにしました。問題提起系のブログはもう書きたくなかったのですが…

そもそも、茨城県医師会の要請に強制力があったのか。

いやあ、自分も文章読みましたし、女性自身の記事も文章も読みましたけど、正直この茨城県の医師会の要請や文章にそこまで法的な強制力があったとは想えないんですよね。「JAPAN JAM 2021」の時も、ずっと一連の流れや世論を追ってました。一ファンとして。JAMは成功に終わり、よかったよかったと。これで、夏フェスも開催されるだろうと踏んでチケットを取っていました。まさか、中止になるとは。

もともと、茨城県とは協力体制で開催を進めてきた案件だし、JAMでの成功事例があった。JAMの時もほぼ強行みたいな形で行われたのに、なんで今回は中止になったのか。非常に疑問です。この、女性自身の文章見ましたけど、医師会が言ってることって当たり前のことしか言ってませんよね。何かおかしいところありますかね?

「6月18日まで開催されることは知らなかった」とありますが、フェスに興味ない人からしたら、開催発表した6月1日から、18日間知らなかったとなってもおかしくはないです。普段、フェスや音楽を中心に生きていない、多忙極める医療従事者ならなおさらです。

世間体や、体裁を気にするような組織が、組織として、注意喚起をしたり、要望を出すことは当たり前というか、それを出さないほうがおかしいですよ。大手をひろげて、フェスで熱中症で倒れたすべての患者さん、コロナの感染者もうけいれまーーーーす!って、無理じゃないですか。無理ですよ、普通に考えて。そりゃ、注意喚起します。中止・延期要請しますよ。

でも、国(政府)の注意喚起と、県の注意喚起と、医師会の注意喚起ではレベルが違うと想います。国から緊急事態宣言があれば、県の施設も軒並み閉鎖ですし、フェスも当然中止でしょう。しかし、VIVALAやJAMはまん延防止の期間でしたし、ガイドラインにも沿った実施で問題はなかった。国(政府)からならまだしも、協力体制にある県レベルの医師会の注意喚起だけで中止する案件なんですかね。

オリンピックは国レベルというか、世界のイベントなんで、県レベルとか一企業の話じゃなく、国家の話、世界規模の話。県の医師会が中止要請する案件じゃないことは最初から明確でしょ。医師会も県民の安全・安心の為に仕事してるところをアピールするのは当然の話だと想います。彼らは彼らの仕事してるだけです。

しかし、茨城県医師会も注意喚起するなら、主催者じゃなく、感染するリスクのある参加者なんじゃないかな。主催者に言ったところで、全ての人間の行動を監視できるわけじゃないことは誰でも解るはず。

ただ、ロッキンオンも、JAMでの成功事例があり、あの時は半ば強行みたいな感じでした。「うちに来る客は、ちゃんとルールやマナーを守ります。徹底して一年前から感染対策も万全にしてきました。」って言うのなら、「あいまいな注意喚起は受け入れられません。何がなんでも開催します。」って堂々と言えばよかったんじゃないか。JAMでの強気な姿勢はどこへいったん?

コロナの感染拡大による中止の可能性もあった。

また、そもそも論ですけど、2020年の「COUNT DOWN JAPAN20/21」の時は、開催6日前に急速な感染者の拡大があり中止となりました。よって、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」も容易にそうなることを想像できたはずです。あの時より今は都内の感染者数は多い。中止発表する前の都内感染者は2020年年末は600~800人。昨日は1000人近い感染者です。(7月7日:920人)「COUNT DOWN JAPAN20/21」は、千葉県での開催。緊急事態宣言前で、都内でなく他県(茨城)での開催。屋内か、屋外かの違いはありますが、条件は近いと想います。

「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」も、中止決定するのが遅ければ遅いほど、損害が大きくなる中、一日でも早い中止決定をする必要があった。これは、このコロナ禍の中、開催を決定した企業の責任問題ではないですか?中止した理由を、医師会の要請のせいみたいな感じで、コメントを出すのはどうなんでしょうか?渋谷さん。開催中止の責任は会社にもありますよね。はっきり言って、医療従事者から見れば、医師会の要請は至極全うだし、強制力もないように感じます。

医師会は音楽を止めろ。フェスを永遠にやめろとは言ってない。

開催決定も、中止決定も、ロッキンが判断したこと。医師会も、医療従事者も、音楽やめろとか、フェスを永遠に辞めろとか言ってないんですよね。開催判断も、中止判断も自ら行ったロッキンが、「アイツラがああ言ったから中止した」みたいな言い方…どうかと思います。何ですかこれ?なんで大好きな音楽で争いごとが起きるんですか。こうならないように、実施することもできましたよね。(オンライン配信など

音楽好きな人間は、オンラインでも、いくらでも金払いますよ。オレ達みたいな人間は、好きなアーティストが唄ってる姿に、元気もらうんです。どんなことだって協力しますよ。何で、オレたちに頼ってくれないんですか。今年は特例でいいじゃないですか。寄付でもなんでもしますよ。何で、敵を作るようなやり方になるんですか?医療従事者は本当に悲しんでますよ。損害や損失やアーティストを後ろ盾にして、医師会のせいみたいなやり方おかしいじゃないですか。医師会の肩を持つ気はさらさらないけど、医師会が責任取る問題じゃないでしょ。

振り回されてるファンの身にもなってください。安全、安心、そして確実な形でのフェスの開催を、最初から計画するべきだったんじゃないですか?中止になる懸念は、医師会なんかに注意されるずっと前からありましたよ。もう二年もこんな状態なんです。

医療従事者が偉いとか、褒めたたえろとか言ってるんじゃないです。医療従事者は、コロナの前から、ずっと命と向き合ってます。コロナだから、頑張ってるから、凄いとか偉いとか、当人たちは誰も思ってない。病気で苦しむ人たちを、ただ助けたい。力になりたい。それだけなんです。双方が納得できるようなやり方で、最初から進められなかったんでしょうか。

 悲しい出来事、もうたくさん。

音楽って何のためにあるんでしょうか?人と人を結ぶものじゃないんでしょうか。敵を作って、戦うためのものじゃないでしょ。おかしいよ。大の大人が。半年前に危惧したことが現実になっている。音楽ファンも怒るところ違うよ。敵は医師会じゃない。コロナでしょ。マジで目を覚ましてくれ。宮本浩次や、エレカシを昔から応援してくれてる会社だから、味方したいけど、ファンだからと言ってアーティストサイドに同調する気もない。どっちの味方もしない。くだらない。いいかげんにしてくれ。

Johnny

(何か意見あればTwitterにお願いします。)

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P.S.

補足 (2021.7.8 21:39 追記)

改善点を入れてませんでしたので補足です。

フェスをやるにあたって、迷惑を一番かけるかもしれない、医療従事者に対して、最初に協力要請をして、一緒にフェスを作り上げれるような体制に出来れば良かったのかな?とも想います。専門的な知識のある人達の意見も取り入れるの大事。コミュニケーション不足かなあと。

その辺が疎かになってしまっていた感は、医師会の要請を見ると拭えないですよね。専門家の指導の元、感染対策を行なっていたのかもしれませんが、結果このような形になってしまったのは、批判を浴びている医師会だけの問題ではないような気がしています。実際、そこら辺の協力要請はしたのでしょうか?

いずれにせよ、今後の改善策を示した上で、医師会や地元の方々との話し合いは中止になっても必要だと想います。歪みあったり、揚げ足取り合っても、良いものは生まれないかと。色々はっきりしない中で、音楽を純粋に楽しむことは、我々リスナーも難しいです。来年や、今後の対応に期待しています!

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ジョニーの小言
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