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宮本浩次がAbbey Road Studioへやって来た!

宮本浩次
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どーも、野音開催に歓喜のジョニーです😁

本日は前回のブログに引き続き、2023年9月16日にABEMAで配信された宮本浩次の [AMBIENCE TOUR] sessions Starring:HIROJI MIYAMOTO (THE ELEPHANT KASHIMASHI) 宮本浩次独演会 Live Recorded at Abbey Road, Londonの全曲感想をお届けします!

時空を超えて響き渡るエレファントカシマシの曲

スタジオ周辺を歩く宮本浩次…それだけで絵になる!うぇになる!絵になる男!細い!スタイルいい!カッコいい!イケおじ!うおおおおおおおおっという気持ちを抑えて冷静に鑑賞スタート。ストリングスのお姉様方、穏やかな表情でミヤジを見守る。彼女らに「よろしくお願いします」とミヤジが一礼して最初の曲が始まる。一体何から歌うんだろう?

俺の道

まさかの俺の道いい!?の時点でまずビビった。日本人的宮本浩次的な楽曲からスタートするとは。この楽曲を1曲目。今の宮本浩次の生き方の指標となっているのだろうか?ドゥドゥドゥドゥッドゥドゥーのところが最後ストリングスになってんのめっちゃ良かった。

スタジオ録音でありながらその空気感をそのまま収音、パッケージして頂いているので、まるで自分がAbbey Road Studioに行ってその場で聴いているかのような臨場感。サイッコウ!

うつらうつら

2曲目でいきなり喉が開いたのかめちゃくちゃ声出てる歌うまおじさん降臨。ミヤジ最近この曲好きですよねー。前回のブログでも言いましたが、この楽曲は非常に構成が素晴らしくてストリングスやオーケストラ向きなんですよね。あと、日本の(北区の)情景美を感じる歌詞がたまらないです。

“ベランダに飛んでくるすずめ”の時点で、団地を非常に感じる。いわば宮本浩次の鬱々のとした若き頃の青春時代の切り取られたひとときの美しさと、英国ストリングスチームの音色の美しさが非常にマッチした。どこの世界であれ、美しいという感性は世界共通のものかもしれません。

34年前の3rd Album「浮世の夢」の頃の歌唱は、日々の窮屈さと青っぽさを感じるんですけど、今回の歌唱は非常に伸びやかで、何年も経ってこんなに豊かな歌唱がなされ、日の目を浴びている事にきっと楽曲も喜んでいるだろうな。オレはエレカシ初期の作品を色んな形で新しくパッケージして欲しいなって想ってます。しっかし「小鳥の声に遊べば」のところ地声で出てるのすんげえ。

季節はずれの男

「LOVE YOU ALL!(みんな愛してるぜ!)」と英語で言ってからスタート。これ自分で英語を調べたと想うと愛らしいですね(2回言ってた)全く予想外の楽曲来ました。インタビュー記事で、企画サイドからビートルズの「Eleanor Rigby」をやって欲しいとリクエストあったと語ってましたが、エレカシ版「Eleanor Rigby」なのかな?これは勝手な予想なんですけど、ストリングス編曲者がエレカシの楽曲だったら「季節はずれの男」がストリングスと合うと提案した楽曲なのでは?と想っている。

思いの外ストリングスアレンジが合いまくってて良かった。あと感想の吐息とかドラムちゃんと自分で再現してた(笑)この楽曲も見事な歌詞というか、ズレている人を「季節はずれの男」と表現してるところいいですよね。英国にいる日本人ともマッチするし、“パロディよりも悲しいおどけ者”とか次に歌う曲とも言えますし。

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珍奇男

「この歴史と伝統のあるアビーロードスタジオで歌うことができて、そりゃあ素晴らしい名誉だぜ!」的な感じですかね?としきり英語で挨拶したあと「別にそうでもない。何となく呼ばれてきた」とのことでワロタ。「バラード!バラード!バラッド!」とバラードであることを強調してスタートした珍奇男。最近この楽曲も良く演奏されます。演奏中、何回かミヤジがこっち見てくるのが見どころです。

この楽曲は基本的にミヤジのグルーヴにエレカシメンバーがどこまでついて来れるかというハプニング含め、アトラクション楽曲みたいなところもあるので、弾き語りだとまんまミヤジでそれが見れたのも新鮮だった。あと、この曲でK.yairiのVINCENT使ってるの見たの初めてかもしらん。

今宵の月のように

エレカシで一番有名な曲だと想うんだけんど、今回初めて洋楽っぽいなと感じました。雰囲気パリっぽいというか。日本の夏の夜の曲なんだけどその空が世界と繋がっているような。あと、Abbey Road Studioの空気感を伝えるために、あえてオフマイクで歌ってくれてましたね。さすが、ミヤジ!

高音が非常に綺麗に鳴るアコギですので、ハイコードの時の音質が良かったですね!紅白歌合戦でも歌っただけあって、安定していて貫禄のある歌唱でした。そして、爽やかで良かった。あとこの辺から乗ってきたというか、調子出てきた感じがしました。

悲しみの果て

2023年8月の夏フェスRIJFでなぜか「悲しみの果て」の入りがミヤジひとりで「ジャン!ジャン!悲しみのー果てにい」って始まったんですよ。本来ならバンドで「ジャジャッジャジャン!」で始まるので最初「ん?」ってなったんですけど、いつもの気まぐれミヤジかな?って想ってたら、この時にアコギで弾いた感じの名残があったんですね。アコギだとダイナミックでこれはこれでいいですね。

風に吹かれて

この曲もこのスタジオで聴くとなんか雰囲気変わります。全く違うんだけど、Oasisの「Don’t Look Back In Anger」的な壮大な立ち位置のエレカシ的楽曲になるのかな?なんて想ったりして。サビの一体感とかフェスで聴くとめっちゃいいんですよね。そういう表情を見れたのは、このAbbey Road Studioならではかもしれません。

やさしさ

「幸せです本当に。Happyです。歌が好きです。Thank you Abbey Road Studio!」と言って始まったこの曲。この曲をここで演奏することが日本的ミヤジ的Abbey Road Studioへの敬意の表れなのかも知れません。今楽曲はビートルズの「Oh! Darling」のオマージュであることはファンなら知っていると想う。

The Beatlesの11th Album「Abbey Road」(1969年) に収録されている曲であり、その名の通り、ミヤジが歌ってるこの場所。旧名EMIレコーディングスタジオ(現Abbey Road Studio)で収録されたビートルズの楽曲である。同じ空間の中でオマージュした演奏される日が来るとは、作った10代当初は想いもしなかっただろうな。音楽40年も続けてるとこんなことあんのかすげぇ。

歌唱も伸びやかで非常に素晴らしかったです。この曲大好きなんで。

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昇る太陽

ここで初めてソロの楽曲きました!弾き語りには不向きな楽曲であるとは想うんだけど、個人的には2023年6月12日のバースデーコンサートのリベンジなのかなと想いました。やや聴き取りづらくなってしまった場面でもあったので。

2019年発売当初。初めてソロでテレビ番組に出た時に、かなーり緊張されてて上手く歌えなかった楽曲でもあるんですよね。本当にたまーにミヤジもこういうことがあったりしたんですけど、今や弾き語りで難易度の高いこの楽曲を、堂々と一人でしかもAbbey Road Studioで披露してるんですから感慨深いですよねみなさん。明るい楽曲なんですけど凄く切ない大好きな曲です。

yes. I. do

弾き語りになるとより一層哀愁さがますというか、沁みますね。最近、ミヤジはこの楽曲でうるうるモードに入ることが多い気がするんですけど、この曲何でこんなに切ないんですかね。淡々とした東京の情景が浮かぶんですよね。やるせなさも含めて。山手線夕方5時みたいな。全然関係ないんですけど、立って弾き語りしてると、めちゃくちゃスタイル良く見えるからミヤジのハイブランドのアンバサダー起用まだですか。

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冬の花

アビーロード?あ?そんなものは知らん!それより小生が完成させたこの素晴らしい作品を聴いて頂きたく!どうだ!日本の文化と伝統は素晴らしいだろ!歴史あるスタジオ?ビートルズ?そんなものは知らん!の勢いで突然ぶち込まれた100年山籠り書道家墨汁一筆書き(背景に赤い花びら舞う残像見える)系「冬の花」控えめに言って最高。(最後の笑顔含め狂気でこのまま終了してたらもはやエンドロールカラヤンのベトベンの歓喜の歌)

P.S. I love you

あのこれ本当にね、呟かなかったんですけど、めちゃくっちゃ感動したんですよねこの曲。そもそも好きなんですけどこの曲は。このセットリストの流れから、最後にこの曲はもう凄いですよ。今回はエレカシの言わば不遇時代の曲がストリングスで日の目浴びたみたいな流れもあったので、そんな不遇で鬱々とした日々の先に、こんなにも愛の曲を作り唄う宮本浩次が居たっていう事実がもう感動です。

そして、演奏前にストリングスチームの女性たちが映るんですけど、曲を始める前にミヤジを見て微笑んでるんです。全員が。この曲って題名「P.S. I love you」じゃないですか?だから、やっぱり彼女たちも何か感じるものがあるんだと想ったんですよね。凄くいいシーンですよね。

ストリングスになってより一層、この曲の温かさとかやさしさとかが際立ってずっと聴いてて号泣やった。ミヤジこんな曲歌うようになったのかみたいな長年の知り合いのような感想を抱いてしまった(全然長くないです)本当に愛に溢れて歌唱も艶やかで異次元に良かったです。感動しました。

ミヤジに23個の質問

YOーKINGさんとの軽快なトーク珍しくて良かった。この空気感は是非配信で見てほしい!ミヤジの充実感が伺えます!あと「何が好きなの?」と自分で聴いといてそこでコミュニケーションが終了するいつものミヤジも見れます。

何はともあれ素晴らしい企画でした!ABEMAさん本当にありがとうございました。仕事じゃないと海外なんて行きそうにない人なんで、貴重なミヤジが見れて良かったです。

あと、ミヤジが一生懸命、写真日記(インスタグラム)でこの時の心情を丁寧に字と絵で綴って下さり、それ自体が作品のような連動した一体感も感じられて、一緒の時代や世界を生きていることを感じられて嬉しかったなー。ミヤジありがとー!色々とブログでネタバレしていますが、もしまだ見ていない方がいましたら、9月23日までは配信で見れるみたいなんで是非ご覧ください。

Johnny

(感想はTwitterにお願いします)

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