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迷いのない宮本浩次。縦横無尽ツアー2日目・高松(2/47)

宮本浩次
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どーも、鬼畜エレファントカシマシファンのJohnnyです。

どんなに待ち望んだか。独歩ツアーが中止になって1年7ヶ月。次にもし、ツアーがあったらば死ぬ気で全国を廻ろう。そしてこの人の生きた証を記録しようと想っていました。ついにその時がやってきました。もしかしたら、47都道府県ツアーは、宮本浩次史上最後になるかもしれないと想っています。今日は早速、日本全国縦横無尽ツアー2日目、高松サンポートホールに参加した記録を、曲名などは伏せて残したいと想います!

迷いのない宮本浩次を初めて見た。

さて、やってきました。高松サンポートホール。ソロ初ツアー、果たしてこれが終わったとき、自分は何を想うんだろうと、不安と、ワクワクと、嬉しさが入り混じりながら、会場入りしました。暗転、開始です。最初は、不安だったんです。本当に。まず、もう1年以上も長時間のライブをやっていないし、前回のホールツアーは、エレファントカシマシで、もう5年も前になります。お互いに歳を取りました。体力も落ちてるし、以前よりコロナで格段に歌う場所が減っている状態。おじさん、大丈夫か?そんなことがずっと頭をよぎってましたが、見事に塗り替えてくれました。

初のソロコンサート、バースデーライブの縦横無尽もありがたいことに、参加させてもらったのですが、その時とだいぶ印象が違いました。とても、コンパクトになっていて、見やすかったです。最初、お客さんもコロナ禍のライブだし、どう乗ったらいいんだろう?という空気もあったのですが、3曲目くらいから徐々に会場の熱が上がってくるのを感じて、歌声と、音と、演出で、否応なしに盛り上がっていく自分と会場の皆さんがいました!とにかく、声が出てる。良かった!

宮本浩次の魅力って、多岐にわたるんですけど、そのひとつになんか影があるというか、憂いがあって、その場に居ても違うことを考えていて、違うところを見てるんじゃないかって、想うことがあったんですけど、今回、宮本浩次を見ていてそれがなかったんですよね。ひとつひとつの所作や、歌声に迷いがないんですよ。意思があって、意図的に動いてて、楽しませよう、伝えよう、そして、歌うことの悦びに弾けている宮本浩次がいました。そんな、宮本浩次、初めて見ました。新聞広告に「自信がある。聴いてくれ。」と書いただけあります。今までの宮本浩次とは全く違います。とにかく、男らしいというか。エレカシの格好良さとは、違う格好良さなんです。

エレカシとソロは全くの別物。

最初は、エレカシと比較してやろう。エレカシのツアーより良いもの見せてくれないとキレようって上から目線で想ってたんですけど、全くもってお門違いでした。オレ、バカでしたわ。メンバーが違うから、違うの当たり前なんですけど、宮本浩次が全然別人なんですよね。エレカシの宮本浩次は、ロックでカッコイイし、それはそれの良さがあるんですが、ソロ・宮本浩次としての良さを、エレカシファンだった人にも見てもらえたらなって想います。歌手として歌を聴かせたり、パフォーマンスすることに専念すると、こんな歌が聴けるのかっていう驚きがありました。CDとはまた全然違います。

カバーは色彩色豊かな情景が浮かんだり、悲しみと切なさの中で歌が躍動していたり、はたまた、風や自然現象のような清らかな歌声を聴かせてくれたりと、これ、エレカシでは絶対聴けなかったことなんで、本当に宮本浩次が好きな人には、聴いてもらいたいんですよ。ロックしか興味ない、エレカシにしか興味ないって人は別に良いんですけど、個人的には”それ勿体ないよ”って想ってます。歌手として本当に素晴らしいんです、宮本浩次は。ソロをやってくれて良かった。あんなに極上な歌声を聴かせてもらえるんだから。聴けば、心が洗われて、正されるそんな瞬間が沢山ありました。

エレカシもいいけど、ソロもいいんです。アルバム「縦横無尽」に関しては、特にソロの色が強く出てると想うんですよね。だから、エレカシに慣れてる人は、とことん聴きにくいアルバムかもしれません。隅田川のキラキラじゃなくて、宮本浩次の今の現状の輝きがそこにあるから。あの頃のエレカシに想いを馳せている人には聴きにくいかと想います。でも、これが今の宮本浩次なんですよね。「光の世界」の歌詞で歌われてることは、エレカシファンの人にも当てはまるんじゃないかと想いました。否定も肯定もしてないんです。現状を受け入れてるんです。

演奏と演出がハンパない。


ほんと、凄いですよ!マジで、行ける人ラッキーやと想います。はっきり言って、9000円は安いです。宮本浩次も凄いが、演奏者がマジでハンパないっす。

一番はやっぱり、玉田さんのドラムです。もう、オレ鼻血吹き出すかと想った!音が格好良すぎて!もう、会場中にバンバン!ってもう、銃声音かな?ってぐらいドラムの音が響き渡ります。世界の神々達が目が覚めて飛んでくるんじゃね?くらいのレベルです。これは、世界屈指!

そして、ベースのキタダマキさん。ソリッドなベースなんですけど、細かい動きとか、安定感とか、佇まいとか、下から読んでもキタダマキなところとか、全てがカッコいいです。エレカシ好きになる前からファンですオレ。

ギターの名越さーーーーんも、スンバラシイギターで、カッコいいんですよ!ちょいちょい入れてくる味のあるフレーズや、宇宙みたいなギター弾かれる方。この3人のアンサンブルがめちゃくちゃ格好いいですね。音を聴いてて想うのが、絶対に宮本浩次を立たせよう、あるいはもっと奮い立たせようとしてる感じがしました。特に、玉田さんは音でそれを言ってくる。絶対、いいものにしたいっていうのがビシビシ伝わって、本当に感動しました。

バンマス、小林武史。もう、安定感と安心感が半端ないですね。宮本浩次が今回迷いがないのは、小林武史がいて、バンドメンバーに対する強い信頼があるからだと想うんです。特に、小林さんには、身を預けられている感じがして、宮本浩次がすごい余裕あるんですよね。それは、エレカシの楽曲で如実に現れていて、自由に伸び伸び唄ってる感じがとても印象的でした。あと、9曲目のタケシコバヤシのピアノ、必聴です!めちゃくちゃうめえ!かっけえ!ってなるやつです。この曲に入る前のバンドアンサンブルめっちゃ好きで、オレ毎回ここ楽しみ。あ、アンコールでのタケシコバヤシとミヤジの絡みも毎回楽しみですわw

あと、演出がめっちゃ金かかってんじゃね?って心配になるくらい良いです。贅沢っていうか、ホールの規模でこれいいんですか?みたいな。以前、ノエルギャラガーのライブを、どっかのアリーナに見に行ったんですけど、演出がすごく良くて…そんな感じで、演奏と照明がいい感じで融合してるんですよ。こうゆうの宮本浩次で見たかった!ってやつを、あの規模で、しかも、お客さん半分ですから。多分2万円くらい払ってもいいですよ(笑)あーマジで早くみんなに見てほしい!

社会見学は終わった!いよいよ縦横無尽旋風へ!

よく世界屈指、世界屈指って宮本浩次が言ってますけど、世界屈指のバンドメンバーや、演出に宮本浩次が追いついたというか、引きだされて丸裸にされた感じなんですよね、ここ3ヶ月くらいで。社会見学は終わって、社会勉強に入って、短期間でめちゃくちゃいろんな刺激があって、吸収して、もともとの能力の解放の仕方がやった判ったんじゃないかな?と。自分の能力を活かす正しい仕事のあり方を理解したというか。

この非常に良い状態でツアー回れるって、もう幸せでしかないし、ファン冥利に尽きます。コンサートを見た後に、大名作の映画を見たような感動があります!カッコいいとか、凄いとかの前に、大きな感動があるんです!これからも、沢山レポートしていきますんで、よろしくお願いします。

あと、縦横無尽のアルバムの曲が、CDのアレンジとはまた一味違って、めちゃくちゃ乗れます!もう、キラキラで!その中で、歌うミヤジが何ともまあ楽しそうで、キラキラでもう最高なんで、みんなも縦横無尽買って、聴いてから絶対参加してほしいです。曲名も一緒にレポートできそうな時がきたら、また詳しくブログ書きます。

ツアーが終わる頃には、どんな歌お化けが誕生しているか、今からワクワクしています。健康に気をつけて、無事ツアー回れますように!

Johnny

(↑詳しい宮本浩次のライブでの発言や様子はツイッターへ)

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P.S

もううた動画これ、めちゃくちゃウケる!これ、毎回ライブ前にあげてるんですよ。本当に今までの宮本浩次からは想像もつきませんよね。エレカシの悪魔ツアーダイジェストの時の映像とか、めちゃくちゃライブ前ピリピリしてましたよね。そのピリピリは、今回本当にないです。初めてのお客様でも安心してみれると想います(笑)高松で、おそらく80代くらいの白髪のおばあさまがいました。カバー曲を聴いて、とても嬉しそうでした。オレも、嬉しかった。ミヤジ、ありがとう。

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宮本浩次ライブレポート-2021年縦横無尽
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ジョニーの小言
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