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9.11

小言
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このブログで書くことではない。わかっている。ただ、匿名性を持ったこの場でジョニーは少しだけ話したいことがある。どうか、お付き合いを。ここ、最近…いや、3月から私は素晴らしい音楽の雨に打たれている。それは、とても素晴らしい音楽の雨だ。しかしながら、どうだろう。世界は緊迫した状況にある。それは日本も含めてだ。当たり前のように過ぎていく日々の中で、何処かで悲しみの種が放たれ、根を張り、芽を付けようとしている気がしてならない。なんだか恐ろしいのである。

私は、日本が好きだ。

只々、自身の故郷、母国が愛おしい。そこに政治的な思想や意味などないことを理解して頂きたい。淡い春の桜、夏の原色の潮風、秋の鮮やかな彩り、冬の儚き美しさ。どれを…どこを…切り取っても、愛おしい情景。それは、そっと…いつも胸に秘めた想い。表立って公言していることでもなく、日々、密かに感じている、熱くて静かな心。

今日という日が、何の日か。16年前である。私はまだ幼かった。まだ、世界を知らなかった。湯船に浸かって、歌を唄っていた。裸で陽気に歌を唄っていた。外で大きな声がした。悲鳴にも似たその声に驚き、裸のまま湯船を出た。TVの画面には、世界中の悲しみを集結させた灰色の異様な光景が映し出されていた。

9.11

その日から何かが変わってしまった。その数字の意味をご存知だろうか。ご存知であろう。忘れてはいけない。同時間軸で起こっている出来事が、あんなにも悲しいなんて。あんなにも…。同じ地球での出来事だなんて到底想えず、ただ何も出来ずに怯えていた。

そう、今。

私は素晴らしい音楽の雨に打たれている。耳から聴こえる音に、いちいち感動を覚えるのは、居なくなってしまった人たちの想いが移るから。聴きたくても聴けない音が世界中で鳴っている。日本でも素晴らしいバンドが音を鳴らしている。鳴らし続けている。その音を、音楽を、感動を。忘れたくない。

この感動を沢山の人が胸に抱けていれば、少しは争いが無くならないだろうか。悲しみよ…消えないだろうか。今すべきことは何だろう。答えなんて何処にもない。答えなんて何処にもない。答えなんて、答えなんて。ただ、今を生きること。それは簡単なようで、とてつもなく難しくて苦しい。そんな私達に与えられた掛け替えのないギフトは、今、素晴らしい音を聴ける環境にあること。今を生きていること。今を鳴らせていること。魂が震える音楽が心が在り、音楽を紡いでくれるアーティストが居ること。

上手になんて生きれないけど、精一杯生きることは出来る。

今を、今この感情を忘れないために、私達は今日も生きている。生かされている。誰かに引きずられながら、重たい身体を持ち上げながら。音楽に支えられながら。ジョニーは音楽が大好きで、愛する日本の、愛すべきバンド、エレファントカシマシが大好きだ。私が生きているうちに私と出逢ってくれて有難う。そして世界中のミュージシャンに敬意を。尊敬を。愛情を。

そして、この素晴らしい音楽を聴けなくなってしまった方々へ…R.I.P.

最後に大好きなアーティストのひとり、STINGのこの曲を。


Sting – Fragile

Sting / Fragile(September 11, 2001 in Tuscany, Italy)

Sting took the stage Tuesday night September 11, in Tuscany, Italy, to record …On Such A Night, his first live album in 15 years. The show was performed before an exclusive audience of two hundred invited guests on a small plaza in the Italian region where Sting has a residence. The concert was to be webcast at 3 p.m. ET on Yahoo! however in the wake of the airline hijackings, Sting decided to broadcast only one song, “Fragile” as a tribute to the victims and their families. This message appeared on Yahoo! prior to Sting taking the stage for his live webcast: “We are performing the song ‘Fragile’ as a prayer and a mark of respect for those people who have died or are suffering as a result of this morning’s tragedy. We are shutting down the webcast following this song. Sting” At 3 pm ET Sting emerged to applause and offered the following thoughts: “Thank you everybody. I’d like to say a few words before we start. This was to be a very joyous occasion tonight. After the horrific events of today, it simply can’t be a joyous occasion. We have three choices, one is the show must go on, the other is not to do anything at all, and the band and I came up with a compromise we’d like to have one number on the webcast for the rest of the world to see and then shut it off as a token of respect to those who lost their lives and those who have lost loved ones in this terrible event. And then it’s up to you and how you feel. I’d like a minute of silence after that song, I don’t want any applause, I just want us to stand there and think about what happened today. It’s difficult for all of us. I’m angry, I’m confused, I’m frightened, and I don’t really want to give this meaningless act of violence any credence. It’s totally and utterly pointless. We’ll sing this song for those people who have lost their lives. Thank you.”

スティングはイタリアのトスカーナでの夜、9月11日(2001年)にステージを踏み出し、彼の最初のLIVEアルバム「Bring on the Night」から15年ぶりにライブ録音した。このショーは、スティングが住居を持つイタリアの小さな広場に200人のゲストを招待し行われた。コンサートは3時にウェブ配信される予定だった。 しかし、航空会社のハイジャックを受けて、スティングは犠牲者とその家族に敬意を表して「Fragile」という1曲のみを配信することに決めた。

「私たちはこの悲劇の結果として亡くなった、または被害を受けた方々へ祈りと敬意を表しお祈りとして「Fragile」という歌を演奏します。この曲の後に配信を終了します。 スティング 」

午後3時にスティングは現れ、拍手を呼び、次のような考えを示した

「皆さん、有難う御座います。始める前に、幾つかお伝えしたいと想います。今夜はとても楽しい出来事になる予定でした。今日の恐ろしい出来事の後で、単純に楽しい訳にはいきません。私達には3つの選択肢があります。ひとつはショーを続けなければならない、もうひとつは何もしない、そしてこの恐ろしい出来事で、命を亡くした人達と愛する人を失った人達へのリスペクトとして、世界中へ1曲を配信しようとバンドと私は話をしました。そしてそれは、貴方や、貴方方がどう想うか次第です。その歌の後に1分間黙祷して欲しいです。拍手は要りません。その場で立ち上がり、今日起こったことについて考えて欲しいのです。それは私達全員にとって難しいこと。私は怒り、困惑し、怯えています。そして、暴力というこの無意味な行為を本当に信じたくありません。それは完全にそして全く無意味なのです。私達は命を失った人々の為にこの曲を歌います。有難う御座いました。」

翻訳:ELEKASHI fan TEAM UNIVERSE

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ジョニーの小言
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