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“大丈夫じゃないけど大丈夫” SKY-HI 『Success Is The Best Revenge』

SKY-HI
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SKY-HIのファンになって約1年半。そこからマジであっという間だった。ってか、正味あんた良く生きてるなとしか言わざるを得ない。あまりにも2024年から2025年にかけて、SKY-HI周辺に色々ありすぎた。とはいえ、SKY-HIのアルバムが出る日を心待ちにしていた訳でありますし、このタイミングでファンになったのは何かの縁。“自分を裏切らない”を考えたらオレにとっては文章を書くことでした。長くなるばい。

誰よりもRAPに憧れている少年

ファンになった当初、多分ちゃんとRAPをしているのを見たのがこの楽曲がはじめてだったんだけど、感動したんだよな。当初は『タイトル未定』とされていました。まだ題名決まってなくて、SKY-HIの2024年のツアータイトルも『-HPY LIFE-』から”タイトルなし”となったと後々知りました。その肝心の2024年ツアーなんですが、初めて通しでオーラスのライブ映像を配信で見させていただいて、本当に意味わかんないんですけど、オレずっと泣いてたんですよね。異常なほど完璧すぎて。

この人はどれだけのヘイトとコンプレックスを背負ってこの完璧なライブをしてるんだと。

そしてこの曲、やっと付けられたタイトル『The Best Revenge』はやっぱり異質で、もうほぼ叫びとか悲鳴に聴こえるんだけど、その中に微かに『RAPを心から愛して憧れているんだなずっと』という感情が伝わってホッとしたっていうか。

その、SKY-HIが見てきたクソな世界っていうのはみんな想像付かないとは想うんですが、まさに今ですよね。でもSNSやコメント欄を閉じてみてください。上にはいつも通り青空が広がってるんですよね。

このアルバムを名盤って感じる部分は、暗い井戸の底から見えた青空、クソみたいな世界で見つけた光でアルバムが終わるところです。RAPに憧れた少年が夢を見続けた先の話。SKY-HIの人生が凝縮されている。

少しだけ理解して欲しいのは、それだけ特殊な世界で14歳から生きてきてる彼はまさに“井の中の蛙大海を知らず”。世間を知らず、美しい空の青さに気づかなかった時期が長いのです。1曲目から7曲目まではそう言う世界が歌われています。今一度、聴いてみてほしいです。

SKY-HI / The Best Revenge [BMSG FES'25]

“大丈夫じゃないけど大丈夫”

きっと今のSKY-HIの気持ちは、Novel Coreとfeat.してる『大丈夫』なのかもしれない。こういう形で楽曲を残しておいてよかったですよね。Coreくんにはいつもありがとうしかないよ。

スタジオでの作業の日、日髙さんがブースの中で「困ったらいつでも俺を頼れよ」みたいなことを歌った。 俺はそれを聴いて、咄嗟に「日髙さんが誰かを頼るべきだと思う。そういう歌になった方が良いと思う。」と言った。

Coreくんのこの文章に、日高の人間性が垣間見える。オレも、SKY-HIファンだからそれはずっと想ってたし言ってきた。アーキテクトの手記見てると、ここ半年くらいで大分仕事を分けると言う作業に注力出来ていたのかなとは想っていたけど、背負わなくていいものまで背負いすぎたよね。正直ちょっと遅かったのかなというのが悔やまれます。

きっと創業当初からずっと背中を見てきたから、そんなCore君がそう言うんだから間違いない。

この曲大好きです。CoreくんがSKY-HIに託してくれたお守り代わりのリリックも、切ないギターのリフも効いてると想います。あとこの人、人のこと信じすぎるんですよね。要するにちょっとバカなんすよ(笑)

わかってる信じた俺がバカだった 俺もまだまだ若かった でも信じるものがわからなかったから 俺 何のために頑張ったんだ

大丈夫 feat. Novel Core /SKY-HI

クソな世界で見た光

SKY-HI / Success is [BMSG FES'25]

振り返れば、2025年は『THE LAST PIECE』もあったし、特大ビーフもあったし、所属グループのメンバーの脱退など本当に大変な1年だったはずなんだけど、そんな中、SKY-HIは自分の音楽とも向き合うことをやめなかったよね。『ID』『It’s OK』『No Flexin’』『deaf feat.edhiii boi』『At The Last』『Success is』。全部、今年リリースなんですよ。これにMAZZELのEPや、BE:FIRSTのシングル6曲。BMSG FES’24のステージング構成、STAR GROWのプレデビュー…もうちょっと意味わかんないスケジュールなんですよね。

本人談だけど、朝9時から翌朝4時まで仕事を何年も続けてきたってそして、2025年は本当に心の底から笑えた日は1日もなかったとも言ってました。

でも、そんな鬼畜スケジュールの中で自分の音楽にも向き合い続けてきたアルバムの最後の曲『Success is』これがもう本当に良くて。

自分自身に戻ってくるんですよね。井戸の底の壁に爪を立て続けた日々からふと見えた青空というか。

裏切られたっていい 自分を裏切ることだけはしない

Success is / SKY-HI

裏切り続けられた日々で、自分は自分を裏切らないという答えと、ありがとう愛してるもらえる自分でいるということ。それがSuccessだという答え。人の花に水をやる事を続けてきた人が出した答え。

ありがとう 愛してる 言える人がいる It’s my success 

ありがとう 愛してる もらえる自分でいる It’s my success

Success is / SKY-HI

オレはSKY-HIにはなれない。だから解らないこともたくさんあります。自分の目で見たものでしか、感じたものでしか判断できない。

だけど、若き才能がありのままの自分ですくすくと成長している姿をこの目で見ているから。沢山の愛情をかけて、ひとりひとりと隙間時間でも呼び止められたら向き合って声をかけていることを知っているから。オーディションの審査で、ずっと教えている子の書類を見ただけで涙を流している姿を知っているから。それがSKY-HIにとっての光だから。彼らの存在もSKY-HIがどんな人であるかを証明してくれています。

信じられない人はそのままでいいと想います。無理に自分が見えている世界を変える必要はない。

ただ、世間からのイメージが心無い言葉で塗り替えられたとしても、それでオレが見ている景色まで塗り替えられることはありません。自分が見ている景色や信じているものや愛を誰にも変えさせない。それを変えることが出来るのは自分自身だけだと想ってます。

それぞれの形でペースで応援していけばいい。

だけど、オレはSKY-HIを信じています。

成功というリベンジを成し遂げるまで。

とりま世間的には全然大丈夫じゃないけど大丈夫っす!

オレも居ます。オレもバカなんで(笑)

Johnny

(感想はXにお願いします)

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P.S.

Xでも言いましたが、本当に懲りずに生き続けていて欲しいんですよね。「ずっと隣で俺が応援してやる!」ってライブの時いつも言ってくれますけど、その言葉そのまま返してやりたいです。こうなったら、ずっとオレが隣で応援してやるバカヤローって想ってます。来年のツアーや日本武道館で、「自分がアーティストとして表現したいことを証明する。」「愛と平和を歌いたいと想っている」とも言っていましたね。とんでもなく傷ついて、叩かれても尚、諦めずにずっと人にやさしくして、誰の夢もバカにしなかった日高にしかできないと想います。まだまだやるべきことが沢山あります。また眠れねーじゃん。でも、とにかく誤解されるような行動や言動はこれから正して、改善策もちゃんと打ち出してもらって、信用を1から取り戻していって欲しいと想います。オレも超微力ながら、時折フザけながら協力出来るところはしたいと想っています。

日高かわいいんで。君のその無謀を全て愛そう(中指)

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SKY-HINovel Core
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