エレコラ

鬼畜エレファントカシマシファンJohnnyによる音楽コラム。

ひけらかさない美学。宮本浩次 × 櫻井和寿 「東京協奏曲」

 

うれしくて〜

 

うれしくて〜

 

言葉にできない〜

 

 

どーも、鬼畜エレファントカシマシファンのJohnnyです😁

 

みなさんお久しぶりです!何ということでしょう…9月15日(水)目が覚めたら、朝からとんでもねぇビッグニュース飛び込んできて、小田和正状態で更新遅れました。言葉に出来なさすぎて、ブログの文章全部「ラララ」で終わらせようか本気で迷うた。

 

今回は、こんなことが現実に起こっていいのか!?宮本浩次 × 櫻井和寿の夢のコラボレーション「東京協奏曲」について、語りたいと想います!(長いです)

 

違う国の王様同士の頂上コラボ。死ぬほど感慨深い。

オレはエレファントカシマシの国の人間なんで、他の国のことはあんまり知らないんですが、それでも、J -POPキング、ラブソングの鬼、櫻井和寿は知っていますよ。知っているどころか、何ならエレカシよりも、もっともっと前から聴いていたし、ライブにも行っていました。いつからか離れてしまったのですが、このコラボレーションは胸熱です。

 

時は遡ること2018年3月。Mr.Childrenとスピッツ、エレファントカシマシの3バンドの対バンという夢のイベントが、エレカシ30周年の時にありまして、それはそれは素晴らしいイベントだったんですが、その時は、偉くプロっぽい櫻井さんに圧倒されまして…ミヤジと櫻井さんの器の違いを感じて、それはそれは悔しかったものです。

(当時のライブレポート)

そんな、櫻井さんと宮本浩次が、肩を並べてちゃんとコラボレーションして歌う日が来るとはね…いやあ感慨深い。正直、3年前まではレベルが違いました。圧倒的に櫻井さんスターなんで。オレは、よくMr.Childrenや、スピッツと、エレカシを比較してブログを書くことがありましたし、何でエレカシは、Mr.Childrenやスピッツのようになれないのか?とずっと想っていました。

 

しかし、ミヤジが2019年からソロ活動を始めて、ミヤジがやりたかったことが少しずつ解放されてきて、場数踏んでレベルアップして行くのをこの目で追ってきて…ついにこの日が来たかって感じです。以前のミヤジならビビって断ってたんじゃないですかね?ミヤジ負けず嫌いなんで。

 

背中でもうカッケェ…ミヤジ優勝!



最初に「SEIKO」映った時点で、児玉ッチ(児玉裕一監督)やん。児玉ッチどんだけ銀座の時計台好きなん?これ、SEIKOから100本くらい腕時計贈られとかな割に合わんくらいのレベルの宣伝効果やで。そして、冒頭のミヤジの背中映った0:27時点で、まだ櫻井さん登場してないのに、

「ハイ、ミヤジ優勝!」

となったんですけど、その後に登場した櫻井スターパイセンの登場もカッコ良すぎて何なん!?この、ドヤりスロー演出見た!?めちゃくちゃカッケェやん!?みんなースターやで!本物のスター登場やでーーーーー!?エビバデーーー!!

 

ってか、1:51らへんで、櫻井さんが、ミヤジんとこ行くシーン最高じゃない!?あっあっあっダメって!櫻井さん、そっち行ったら危ない、獣おるで?気をつけ……フォワアワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワッワワ!?ミヤジなんで、ヤンキー座りなん!?いつ座った!?櫻井さんの歌唱シーンでエネルギーチャージしてたんか!?あ?なんなら、座っててもカッコいいしな?

 

あとさ、何が良いかってミヤジのこの表情よ。わかる?この表情。完全にミヤジの世界観なんですよ。何考えてるかわからん非常にフラットで、どこか悲しげな表情してるんですよね。カッコつけても、イキってもない、必死さもない、物思いに耽ってるような、無に近い表情。近くに人がいるのを感じさせない世界観なんですよね。不思議ですわ〜この感じ。一瞬で引き込まれるんすよね。

 

3:06ぐらいのところで、小林武史登場!!やっぱりか、やっぱり居たよ。居るよね。何でこの2人、屋上集合させたよ。エモエモノエモじゃん。天才か、タケシコバヤシ引き合わせてくれて、ひたすらありがとう(土下座)。

 

あと、3:29のミヤジが「悪魔メフィスト」すぎて死ぬほどカッコいいんで、もう来世オレの本名「3分29秒」っていうキラキラネームにしようと想う。

 

結局、1番の天才でロマンチストは小林武史。

さあ、フザけ倒すのはこの辺にしておいて、真面目な話、この楽曲のどこが一番優れているかって、「ひけらかさない」ってところだと想うんです。「素材で勝負」というか、とにかく素材の個性を潰さないってところに重点の置かれた楽曲だと想うんです。

 

宮本浩次の過去のコラボ作品で、一番印象的なのが、やっぱり椎名林檎さんとの「獣ゆく細道」なんですけど、この作品は、存分に二人の個性と力量が発揮できるような内容になっており、終始、凄いだろ感があるんですよね。それがめちゃくちゃ効果的に現れて大バズりした作品だったし、いまだに語り継がれてるんですが、そのコラボから考えると「ん?」って想った人は多いかと想います。

 

あえて聴かせどころを、抑えて作ってる感じがしたんですよね。メインは宮本浩次のパートで、櫻井さんがハモリのパートに後半は徹して下さっているんですが、このふたりならもっと高音だったり、聴かせどころを作ってドヤドヤするメロディでも全然唄えたと想うんですけど、抑えてるんですよね。それする必要がないからです。ふたりが同じ場所に存在してること自体で、もうドヤなんで、ふたりの凄さをひけらかす必要がないんですよ。

 

オレはタケシコバヤシの心の声が聴こえました。「いやあーみんな!もうこの2人が凄いのは知ってるよね?だからさぁ、今更凄さをひけらかすって言うよりは、寄り添って欲しくない?ふたりに…んーだってほら、いつも彼らが君たちのそばで見守ってくれてるって良くない?ねっ?」っていう、心の声ですよ。タケシ、オレ達のこと解っとるわー。

 

もうね、今更主張は要らんのですよ。この世知辛い昨今は、みんな癒しを求めてるんです。人に求められている姿を、ピンポイントで表現出来て、プロデュース出来るタケシコバヤシは、やっぱり天才なんですよね。

 

あと、歌詞。主人公は「俺」なんですけど、まずこれが、タケシコバヤシ作品として珍しい。明らかに宮本浩次に寄せて作品を作ってくれてますね。テーマは「東京」なんですけど、この曲の不思議なところは、「彼女」とか、「君」とか、「あいつ」とか、「俺」とその周辺の人間の小さなコミュニティーだったり、狭い世界のことを歌っているんだけど、ふたりが歌うと何故か世界観が広がって、最終、東京に生きる人や、東京に今居なくても、夢破れた人、傷ついた人にまで世界が広がって行くところ、すげぇよ。

 

2番のミヤジパートの歌詞は、ミヤジ自身のことが投影されているように感じたり、痛みや、傷から立ち上がって、愛の歌で全てを救おうとするところまで行くところ、それを言葉や、メロディーに消化していくふたりの姿を、作品にするところが、ロマンチスト飛び越えて宇宙まで行ってるわ。

 

その、百戦錬磨乗り越えてきたふたりの歴史を、ただの弦じゃなくて、「鉄の弦」って表現しているところに、ふたりへのリスペクトを感じるし、今までの全てを、愛の歌に、言葉に、メロディーにしていけ!これからもこの街で頑張れっていう、小林武史なりのエールっていうか、ラブレターやんもう。何なん?もう、プロデューサーやなくてお父さんやん。この作品は、小林武史史上、かなり思い入れがある楽曲になったんじゃないでしょうか?今までずっと一緒にやってきた櫻井さんと、今ソロで頑張ってるミヤジを引き合わせた大事すぎる曲で、プロデューサーとしての集大成感を感じます。

 

また、櫻井さんとミヤジの声の融合が本当に違和感なくて、素晴らしいと想います。お互い邪魔しない感じ。櫻井さんの声は、本当に澄んでいて聴き取りやすい鋼のような鋭さに、柔らかさのある歌声。そして、美しい裏声のコーラス。本当にもったいないくらい。一方、ミヤジは、ざらざらとした質感なのに、温かみのある声。その2つが合わさると、力強いし、安心感に包まれます。あと、ミヤジの表現力は本当にすごい。ワンフレーズで引きこむ感じとか、毎回唸るわ。何回も何回も聴きたくなる楽曲です。

 

2番の冒頭の2:01「空っぽだけど」のミヤジの歌唱が七色の声で度肝抜かれた。え?先生?そんな声もお持ちだったのですね?ミヤジ先生の声色は何種類あるんすか?ミヤジ声色特許申請、既に10個位ありますけど新しく申請しますか?(申請名「空っぽ声」)

 

ひけらかさない大人の美学。ただただカッコいい。

気がづいたら、宮本浩次と櫻井和寿の天使降臨して、「辛い時は俺たちが居るよ、だから頑張ろうぜ」て、励ましてくれる楽曲になっております。大人の落ち着きというか、ミヤジのまた新しい引き出しも見れたし、櫻井さんがミヤジに寄り添ってくれている感じとかもスゲェ好きで、愛感じるしさ…相変わらず器がデカい。

 

「ひけらかさない」っていう、タケシコバヤシの美学。世界観を汲み取って表現したのが、「モノクロ」ていう主張しない主張のMVなんですよ。児玉ッチさすがやで!オイ、みんな格好良すぎるだろ。

 

そういえば、2019年の石巻でイベント「Reborn Art Festival 転がる、詩」で、櫻井さんと、ミヤジはソロで対バンしたんですけど、あの時、ミヤジの後が、櫻井さんの出番で…ほんの一瞬ね、ほんの一瞬、櫻井さんが登場した後、なんか怯んだ瞬間あったんですよね。あの、隙を一切見せない櫻井さんが…会場がミヤジの空気になってたから。それは、めちゃくちゃ印象深かったし、嬉しかったですね。その後、櫻井さんの歌で大号泣したオレですけど(笑)

 

2018年イベントでは、Mr.Children圧勝でしたから。ミヤジがソロで櫻井さんと肩並べる所まで来れて、本当に感慨深いです。ミヤジ、ついにエゴのなさへの到達。器デカくなった!めちゃくちゃ嬉しいです。オマエデッケェナー!

 

Johnny😁

 

 

P.S.

月末のSONGSでの共演も、めちゃくちゃ楽しみです!ap bank fes '21 online
in KURKKU FIELDSの出演もっっ!!

 

 

 

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