エレコラ

鬼畜エレファントカシマシファンJohnnyによる音楽コラム。



4th Album "生活" (日本語版)

どーも、鬼畜エレファントカシマシファンのJohnnyです😁 

 

スーパーロックおじさん、名古屋延期から完全復活したみたいで良かったです(笑)4人…いや6人で、「EKWPツアー」最後まで駆け抜けてください!

 

さて、本日はエレファントカシマシ、衝撃の問題作であり、不屈の名盤であり、未だ嘗てこんなアルバムは聴いたことねぇっ!と、聴く者を必ず震え上がらせる、とんでもねぇヤツ。4th Album 「生活」の解説です。解説自体は、2017年7月にJohnnyがTwitterにて制作していたものを載せてます。的を得てない部分もありますが、当時、Johnnyが感じた「ありのまま」を此処に置きます。また今回、改めてアルバム全体を聴きました。ディスクレビューを最後に書かせて頂きます。

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では、恐怖の4枚目。エレファントカシマシ「生活」です。

 

4th Album "生活" 全曲解説  

①男は行く

5枚目シングル。この剥き出し宮本浩次を待って居たファンが、当時多かったのでは?ギターのリフ始まりクソカッケェ。リフは昇れる太陽の「Sky is blue」と酷似しているとミヤジ談。「貴様らに聞かせる歌などなくなった」戦のはじまりだ。

 

②凡人ー散歩きー

爆発的に唄われており、当時のインタビューで「憧れている凡人としての自分をそのまま描きたかった」とミヤジ談。音源で聴くのも良いが、バンドサウンドとしては2009年、野音での4人Ver.が死ぬほど格好いい!死んだら立派な墓立てます(笑)

 

③too fine life

作詞 / 作曲:石くん、ミヤジの共作。4th Albumで唯一キャッチーな楽曲。ARABAKI ROCK FEST.16 大トリでBRAHMAN(エレカシをリスペクト)×宮本浩次により同曲をセッション。主旋をミヤジ。下ハモをTOSHI-LOWが担当。

 

④偶成

宮本浩次色が大変強く、最初はアコースティックギターと唄だけが響く。「ドブの夕日を見るために」について「自由なものが好きじゃない。もともと不自由なのに…どうせだったら100%不自由がいい」とミヤジ談。生きる不自由さが唄われている。

 

⑤遁生

(解説割愛)

 

⑥月の夜

CD音源では音のバランスとして聴きにくい部分がある。野音等での演奏を生で聴くと、痺れ上がる程に格好いい!特に、バンドサウンドが入るところは昇天確実。30thツアーでは島根のコンサートのみ、同曲冒頭がエレキ弾き語りで披露された。

 

⑦晩秋の一夜

奏者ミヤジのピアノが入った曲。単音ではあるが、哀愁があり、美しく聴こえる。10分弱の超大作。団地に住んでいた当時、叔母さんに貰い、暖を取っていた火鉢が歌詞に含まれている。「死んだ方がカッコいいかなぁ」と口にしていた頃。

 

【生活】

これ程、盤ごとに表情を変えるバンドを未だ聴いたことがない。そして、こんなにも個人の色が強く現れたアルバムを、聴いたことがない。「何で電車があるんだろう?」から考える宮本が理想とする"普通"の生活は、崖っぷちの危うさを含めて美しい。 

 ※Twitterでの企画故、文字数の関係で当企画は敬称略させて頂いてます。

 

 

100歩先をゆく男。

今の時代、そして去年からの多幸感溢れる30周年のエレファントカシマシを経て、この「生活」を聴くと「なるほど」と考えさせられた。宮本浩次は時代の最先端どころか、100歩先を歩いている。

 

この頃の宮本浩次は、残念ながら歩くスピード早すぎた(笑)今、エレファントカシマシがやっと受け入れられている。世間がちゃんと腑に落ちて聴けるということは、彼等は約27年くらい世間より先を歩いていることになる。とんでもねぇ(笑)

 

3rd Album「浮世の夢」を聴いても解るように、作品自体は素晴らしいのに、世間に認められないというのは、全てが時期尚早だったということだ。いわば、世間が彼等の感性や才能、感覚に、全く追いついていなかったということ。その当時から、エレファントカシマシを聴いていたスピッツの草野さんや、Mr.Childrenの桜井さんは、やはりかなり嗅覚があり、敏感なんだと想う。彼等は世間一般とかなりかけ離れた別次元で「生活」していたし、今もしているのだ。普段オレたちが想像している"あたりまえ"から10倍くらいの純度の高次元なところで…。

 

「みんなが求めてるものを」と想い、当時宮本浩次の考えるエレファントカシマシを、最大限に表現したとされる「生活」は、世間には残念ながら受け入れられなかった。それで、ミヤジ先生はかなりショックを受けるのだが、ショックを受ける必要なんてなかったのだよ。ただ単に、先生が100歩先を歩いていただけさ(笑)

 

この作品の何が素晴らしいかって、もう絶対的に、宮本浩次でしか成し得ない、音と曲が存在しているということ。爆発的な瞬間が収められている。"今"のキリトリが写真に撮ったように、楽曲で収められている。持続的に続く動画でなく、写真。それが、「最高の瞬間と永遠」になり、現代に語り継がれている。この作品は、永遠に日本のロック史の伝説として残るであろう。本当にこの作品を、もがきながら、命を削りながら、制作して下さったこと…感謝しかない。

 

以下、rock'in on JAPAN2018年7月号インタビュー見た感想。

 

色々振り返ると、ロックおじさんがやる事なす事って、全部に意味がある気がする。今回、最新作の「Wake Up」を聴いて、「いつもの顔で」や、「オレを生きる」で「生活」的アプローチをしようと、「あの、生活のエレファントカシマシのバランスが一番」と感じているミヤジ先生の感覚ってスゲェな、ハンパねぇって想ったの。だって、タイミング的に今が一番いいと想います!4人の音像を求めるってのは、もう「いつやるの?今でしょっ」(もはや死語)ってなタイミングですよね?(笑)

 

世間がエレファントカシマシという素晴らしさを徐々に認知しつつあり、日本中にエレファントカシマシをアプローチするタイミングはもう「今」だと想う。それは、ユニバに入ってPOPなアプローチをして来たからこそ、「Mellow & Shout」と「Roll & Spirit」の、両方のエレファントカシマシを認知して貰った今だからこそ、出来ること。

 

去年の日比谷の野音2017。オレ、あの後どうやって家に帰ったか解んないくらいの衝撃を受けて、自信喪失して帰って。それは、4th Albumに垣間見れるエレファントカシマシの"核"に触れちゃったからなんだと今なら解る。その時書いた文章がこれ(以下野音 2017② - エレコラより引用)

 

30thツアー後半戦始まりますね。もしかしたら、あの前半戦の盛り上がりも、大盛況も、大合唱も、ソールドアウトも、すべては"ポーズ"で…"本当のエレファントカシマシ"はもっと巨大で、遠くて、果敢なく、誰ひとり触れられない、誰も操作できない、そして誰ひとりその凄さを、本当の意味で認識出来ないバンドなのかもしれません。その片鱗を垣間見れるのが、聖地"日比谷野外音楽堂"でのエレファントカシマシのコンサートなのではないかと想います。

 

そう、全ては「ポーズ」なのさ。「Easy Go」でミヤジ先生は「Green Dayの一種の"あざとさ"を取り入れた」と仰っていました。そして、最近また驚かされたのは、SPICEの「Wake Up」の大変興味深い、このインタビュー記事(以下エレファントカシマシ・宮本浩次、最新作『Wake Up』が放つエネルギッシュなパワーの出処を明かす | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイスより引用)。

 

“Wake Up”“Wake Up”っていう言葉を人力で重ねて入れていたんですよ。歌を生々しいものにしたかったので、ディレイやエコーは使わないと決めていました。

 

オレね、エレコラには書かなかったんだけど、「ウェカッウェカッの部分、何でこんなに生々しいんだろ?おかしくね?」くらいに初聴き時に想ってたワケです(笑)でも、これが「わざと」って解った時に、度肝抜かれましたわww 「ヤラレタ。また、騙されたわ」って想ったね(笑)

 

Twitterとかで時々見るんスよ?「昔の方が良かった」とかね、「EPIC時代が好きだった」とかさ。でも、もうオレから言いたいのはこれです。

 

君たちはバカなの?早く踊らされていることに気付きなさい(笑)

 

と(笑)もうね、全てが「敢えて」なんですよ!

 

売れるために必死こいて作ったとされる「悲しみの果て」や「四月の風」。「エレファントカシマシがPOP路線に行くなんて、何なんだよエレカシ!!」と想ったファンもいたでしょう。ユニバ期からの変化や、今回の「30周年延長戦!多幸感キラキラPOPで多様なエレカシ満載アルバムWake Up」も、全ては…

 

エレファントカシマシ様が、わざわざ屈んで、我々平民に目線合わせて下さってるだけ。

 

だと、オレは想っている(笑)本当はもっと高次元の人たちが、ちゃんとオレ達に解るように、わざわざ腰落として、平民と同じ目線に立って会話してくれている。ポニキャ時代からの変化は、プロデューサーさんが入って、エレファントカシマシが戦うフィールド(メジャーらしく)や、目線を変えただけなんです。(それからまた右往左往あるがw)

 

宮本浩次の才能にかかれば、売れ線POPソングなんて、お茶の子さいさいだったワケです。もっとも、ご本人は自覚してないかもしれませんが、もっともっとPOPに、それこそアイドルが歌うような「とんでもなくPOPでキラキラ楽曲作って下さい」と言われれば、宮本浩次なら作れると想いますよ。今までだって、全ての注文に素晴らしい作品で応えて来た訳ですから。(作る作らないは別として)

 

ライブやコンサートもそうです。宮本浩次が余計なことを考えずに、今出せる全てを出し切ったら「とんでもねぇことになる」と、去年の野音でオレは確信したのですが…去年の、30周年多幸感ライブも、恐らく「EKWPツアー」も「EKWPツアー」仕様のエレファントカシマシで、宮本浩次で、全ては「ポーズ」だということです。(意識してるか、してないかは別として)

 

ご本人も、

未来こそ俺の本領
無邪気な今日の俺懐かしむだろう

と言っていますしね(笑)(以下エレファントカシマシ・宮本浩次、最新作『Wake Up』が放つエネルギッシュなパワーの出処を明かす | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイスより引用)

 

実は4人のエレファントカシマシを封印してきたところがあって…中略…今回のアルバムではあえて避けていたんですが、上手い下手の次元じゃなくて、この4人で出すバンドサウンド、より尖ったエレファントカシマシ然としたエレファントカシマシを、ちゃんと売れる音楽として成立させられたら、最高だなと思っている自分がいますね。

 

そうなんです。「いつもの顔で」や、「オレを生きる」は、本チャンテイクのピーキーVer.でなく(これめちゃくちゃ聴きたかった)、敢えて力みないリハテイクを採用している。今まで、契約切れたりしてきたことを踏まえて、4人のエレファントカシマシっていうのを、"敢えて"封印してきた。それは、想いどおり、好きなように音楽やるより、よっぽど大変だし、プロ仕様だし、キツイし、クッソやってらんねーっ、フザケンナ!!って、なってしまう時もあったのではないかと想うのですが…オレはこの後出すアルバムが、

 

とんでもないことになる!!(チョーワクワク)

 

と想っております……まぁ、右に行っても、左に行っても、どっちにしろ「とんでもない」ことになるだろうと(笑)

 

30年前、恐らく彼は世界を見据えていたでしょう。宮本浩次が見た未来は輝いていた。それから、そうじゃない涙に滲んだ未来を経て、でもひたすら進んで、出掛けて、もがいた先に、今後見えるのは恐らく、30年前に宮本浩次が見ていた、輝いていた世界が広がっていると想います。

 

それは世界的にヒットを飛ばすとか、そーゆー事じゃなくて、キラキラした中に生きるという事です。「Wake Up」初聴きした時、オレはこう想いました。

 



オレが毎回、毎回、バカみたいに「エレファントカシマシカッケェ、カッケェ、世界一!」って言ってるのは、もうオレには視えてるからなんですよね(笑)(何でかはわからんw)

 

だから、次のアルバムはスピッツさんみたいに「3年に1枚、フルアルバムをつくる」とか、ある程度ペース決めていいんやないスかね!?"もう、大丈夫"でしょ!?ダメかな?ユニバさん!(笑)「弱りミヤジで名古屋延期」みたいなこと、なるべくなら避てほしいよ(涙)

 

もう、ゆっくりでいいスよ。オレ、おじさん達が元気がないのが一番辛いのよ(涙)オレ、エレファントカシマシに命救われたみたいなとこあるからさ…。年取ったら弱るのは当然だけど、年相応に仕事して下さればと……「弱りミヤジ」は眠れなくなるから、マジ卍勘弁してくれ(笑)

 

 

ハイ。…色々、私情を挟んでスミマセン(笑)

 

現時点で、エレファントカシマシの音楽を、カッケェと言ってる人達は「ホンモノ」。格好良くないと言っている奴らは「ニセモノ」。見る目がないっすね。だから、リトマス試験紙で、例えば誰かの「人間性」や「音楽性」を確かめたいときに、エレカシ聴いてもらえば一発です(笑)エレカシけなす奴はクソヤロウってことですよ!だから、オレはそーゆー人達見たら笑っちゃいますね…ああ、君は「ニセモノ」なんだね、残念だなぁ、プププッて感じで、「お尻出してブー」します、ハイ(笑)

 

あああ、結局、いつもの独断と偏見のかたまりな文章になっちまった……とにかく、4枚目。エレファントカシマシの「生活」。

 

日本のロック史に永遠に刻まれた名作です。聴いてください。

 

 

Johnny😁

 

 

生活

生活

 

 

 

 

P.S.

次回作と共に、こーゆーの出してみては如何でしょうか?(笑)

あ、あと、35周年の時はレコード会社の隔たり問題解決して、「All Time AlbumコンプリートBOX」(再度、本人解説付き)出してくださいね。宜しくお願い致します🙇‍♂️

 

 

 

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