エレコラ

鬼畜エレファントカシマシファンJohnnyによる音楽コラム。

2nd Album "THE ELEPHANT KASHIMASHI Ⅱ" (日本語版)

エビバデ、お久しぶりです!どーも、鬼畜エレファントカシマシファンのJohnnyです😁

 

疲労困憊にて冬眠してましたが、今日から少しづつですが、過去にエレファントカシマシファンアカウント、Twitterにて行っていた超個人的なエレカシの全曲解説を、こちらのブログに纏めていきたいと想います。本日は、エレファントカシマシの2nd Album 「THE ELEPHANT KASHIMASHI Ⅱ」です。

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この全曲解説の目的は、2020年を目指して、少しずつ英語翻訳していき、海外の方がエレファントカシマシを聴く足掛かりになればという野望です。また、ロンドンオリンピックの開会式でPaul McCartneyがHey Judeを歌ったように、閉会式でThe Whoがメドレーを披露したように、東京オリンピックでエレファントカシマシがパフォーマンスして欲しいという、これまた完全に個人的な想いからです。

 

エビバデ各位、またまた宜しくお願い致します🙇‍♂️ 

 

 

2nd Album 「THE ELEPHANT KASHIMASHI Ⅱ」全曲解説

①優しい川

一聴後「刀狩りされた侍」が浮かんだ。一曲目から武士が出てきたので、ファーストアルバムからの表現力の幅に驚かされる。川を"優しい"と想う時の感情を想像すると深い。映画「モテキ」の大根監督、スピッツの草野マサムネさんが好きな曲と公言。

 

②おはようこんにちは

洋ROCKで良く聴く"love"や"baby"を日本語で表現すると、なるほど、こうなるのかと度肝。Vo.は力強く、怒りを帯びているのだが、歌詞は日本語特有の間と、美しさがあり、気品すら感じる。是非、海外のフェスで披露して欲しいと願う。

 

③金でもないかと

これ、60歳過ぎたオジサンが若い頃を振り返って唄ってる曲なら只の嘆きだけど、二十歳其処らで"こんなはずじゃなかった"とミヤジが唄うから痺れる。当時描いていた夢が、余りにも壮大で現実とのギャップに戸惑いがあったのか……

 

④土手

「そばにいて」とミヤジが唄うとは!と驚いたが、作詞・作曲は冨永義之となっており納得(さすがトミさんw)。エレカシでトミ単独での作詞・作曲はこの一曲のみ。エビバデにも人気が高く、度々コンサートで披露されている。サビの抜けが大変良い曲。

 

⑤太陽ギラギラ

何処か懐かしさを感じさせる沸々と心の中の何かが湧き上がるようなイントロ。「ほんとに楽しいの」と、あの説得力を持った声で唄われた日には、エビバデも愛想笑いなんて辞めようと想うハズ。2018年3月18日、「夢の競演」でMr.Childrenが同曲をカバー。

 

⑥サラリサラ サラリ

あれ?イヤホン壊れたか?と想う。Lはギター、RはミヤジVo.のみ。サビで重なり一つになる。詞は抽象性が前作より強いが洗練されて無駄がなく、突然転調する。平仮名表記多く丸みを帯び、詞だけ見るとロックというより文学のやう。30th ANNIVERSARY TOURで、唯一ファイナル富山で披露。

 

⑦ゲンカク Get Up Baby

作詞は、石くん/ミヤジ。作曲:石くん。セカンドアルバムで唯一ファーストの活気を感じさせる曲。はたらがず→くたびれて→ゲンカク…働け!(笑)最後は対処が「あんた」に移る。ZAZEN BOYSの向井秀徳さんが、好きな曲と公言している。

 

⑧ああ流浪の民よ

スローなテンポに、郷土へのメッセージ性が光る曲。後々のアルバム収録2曲に向かうように、後半にかけて感情が高ぶるヴォーカルになる。「生まれついた民族の血は忘れたくない」と唄い、郷土への尊敬を感じられる。たまたまTVでNHK特集か何かを見て、感動して作ったとのこと。リズム隊が良き!

 

⑨自宅にて

題名通りミヤジが自部屋に篭ってる姿が浮かぶ。1番は「なにもでない」「だれも僕の事はしらない」。2番は「でないだろう」「だれも君のことはしらない」と他者の視点が取り入れられている。最後の雄叫びが「つつましく生きよう」と相反する所が良い。

 

⑩待つ男

男シリーズ第3弾。アルバム最後の曲で大爆発!アンコール定石曲。これ聴かなけりゃ締まらないエビバデも多いとか。ミヤジ自身「演奏も、歌も、詞も、全部いい」と当時のインタビューで語る。「長い、長い」というミヤジの声が間奏に収録

 

【THE ELEPHANT KASHIMASHI Ⅱ】

「異端児」のイメージが先行し、ファーストと比べ一聴しただけだと「重い」と感じるが、それでは聴き込みが足りない。一曲毎のメッセージはフルボッコで伝わる。類い稀ない初期の傑作のひとつで、聴く者の魂を燃やし尽くす。 

 ※Twitterでの企画故、文字数の関係で当企画は敬称略させて頂いてます。

 

【番外編】

ふわふわ

88'リリースのセカンドシングル。C/Wはファーストアルバム収録の"夢の中で"。何故かセカンドアルバムへの収録は成されず。雰囲気は1枚目の世の中に対する怒りの表現に近い。曲中のセリフがエンターテイナー。アルバム初収録は02'発売のベスト。

エレファントカシマシ SINGLES 1988-2001

エレファントカシマシ SINGLES 1988-2001

 

 

 

エレファントカシマシは、丸くなってない。

この2nd Albumの楽曲解説を行ってから、半年以上経っていた。新曲リリースや紅白出場、新春ライブを経て、また改めて本日『THE ELEPHANT KASHIMASHI Ⅱ』を聴いてみた。

 

やっぱり、やっぱり、何度聴いても、…凄い。ありえないしか出てこない。何なんだこのアルバムは。やはり唯一無二。このエレファントカシマシから「今」のエレファントカシマシを、誰が想像出来ただろうか。誰も出来ないのである。「若いから」というだけでは、決して片付けられない、熱量と怒りと、そして1stにはない、何か刹那的なモノを感じる。燃え尽きる前の星なのか、はたまた、今にも大気圏に突入してきそうな彗星なのかは解らない。がしかし、非常に瞬間的な光を今も放っている。そんな音源は、他のバンドではまず聴けない。未だこの盤と、同バンドの1stと4thでしか聴いたことがない。

 

「エレファントカシマシは丸くなった」などと言われることが増えてきた。いや、それは大いに結構。結構なのだ。万人に受け入れられてる証拠なのである。

 

でも、ファンとしては「へいへい!馬鹿を言うなよ、然うは問屋が卸さない」(ミヤジ風で) と言いたい。丸くなんかなってない、丸くなんかなってないのだ。この1st・2ndの時の炎は、過去より、今もっともっと燃えたぎっている。ただその場その場で必要な「引き出しの出し入れ」が出来るようになっただけなのである。燃えて、燃え尽きることがないように、冷静に閉じたり、或いはあからさまにドーンと開いたり…。

 

その、引き出しを開られるのも怖い (正にパンドラの箱。好奇心で開けたら災いが…しかし急いで閉めたお陰で希望も残る) が、このころのエレファントカシマシはまだ今も居る。そして、今この時期の楽曲群を唄っても、全く衰え知らずの光なのである。衰えるどころか、進化しているのだ。その進化は、2017年、日比谷野外音楽堂での「待つ男」で証明された。

 

誰も太刀打ちできない、パワーとパフォーマンスは今尚、健在。

 

改めて、2ndの眩耀な楽曲達を、"今のエレファントカシマシ"でまた演奏して欲しいと想う。聴けば、聴くほど、言葉の選択や、歌い回し…日本のロックそのものである。

 

 

Johnny😁

 

エレファント カシマシ II

エレファント カシマシ II

 

 

 

P.S.

エレファントカシマシに「おはよう こんにちわ」を世界の音楽フェスで"日本語"でパフォーマンスして欲しいと願ってる。一回でいいから…一回でいいから(笑)そん時はフェスと海外苦手なオレも見に行くぜ(笑)エレカシ周辺は、X JAPANみたいに海外のコネクション無いのかな。

 

 

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